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作成日:2025/08/01
失敗しない!社会保険労務士(社労士)の選び方とチェックポイント
 従業員を雇用する企業にとって、日々の労務管理や法改正対応は避けて通れない業務です。こうした実務のパートナーとして「社会保険労務士(社労士)」を検討される企業も増えていますが、はじめての依頼では「どの社労士を選べばいいのか分からない」と悩まれる経営者や人事担当者の方も多くいらっしゃいます。
 この記事では、はじめて社労士を探す方向けに、「何を基準に選べばいいのか」「どんな点に注意すればいいのか」を、現場目線でわかりやすく解説します。
 
 

「もう少し詳しく知りたい」「困っていることがある」という方、

お電話(03-6457-8856)もしくはこちらよりお問い合わせください。

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社会保険労務士(社労士)に依頼できる主な業務とは?

 社会保険労務士は、労働・社会保険関係の法律に基づく手続きの専門家です。具体的には、労働保険や社会保険の各種手続き、就業規則の作成や改定、給与計算のアウトソーシング、さらには問題社員対応やハラスメントなどの労務トラブルに関する相談対応まで、多岐にわたります。
 「書類の提出だけをお願いしたい」のか、「人事制度や社内ルールの設計まで相談したい」のか、自社のニーズによって依頼すべき社労士像も異なってきます。
 
 

自社の課題に合った社会保険労務士(社労士)を選ぶ

 社労士の専門領域は事務所ごとに異なります。例えば、採用や定着支援に力を入れている事務所もあれば、ハラスメントや解雇といったトラブル対応を得意とする事務所もあります。また、クラウド勤怠や給与ソフトに対応した業務効率化に強い事務所も増えています。
 まずは、「自社は何に困っているのか」「何を任せたいのか」を整理し、それに合った得意分野を持つ社労士を候補に挙げるとよいでしょう。
 
  

専門性だけでなく「相性」も重視

 社労士とは、単発の手続きだけでなく、長期的な関係を築いていくことが多くなります。そのため、専門性はもちろんのこと、「相性」も非常に重要なポイントです。
 たとえば、質問に対して丁寧かつ分かりやすく説明してくれるか、レスポンスが早いかどうか、言葉遣いや態度が信頼できるか、などが判断材料になります。初回の面談時には、できるだけ具体的な相談をしてみると、対応の仕方や考え方が分かりやすく見えてきます。
 
 

顧問契約前に確認しておきたいこと

 社労士との契約は、毎月定額の「顧問契約」が一般的です。契約前には、以下のポイントを確認しておくと安心です。
 費用については、どこまでが顧問料に含まれるのか、オプション料金はあるのかなど、契約内容を明確にしておきましょう。また、対応範囲(労働相談は含まれるのか、訪問頻度はどれくらいか)や、契約更新の条件、解約時のルールも事前に確認しておくと、のちのトラブルを防げます。
 

最後に

 信頼できる社労士との出会いは、企業にとって大きな安心につながります。どのようなサポートを求めるのかを明確にし、専門性と相性の両方を大切にしながら、最適なパートナーを選びましょう。労務管理に強い社労士がいれば、社内の労務リスクを減らし、より健全な経営に集中することができます。
 気になる点やお困りごとがありましたら、お気軽にお問合せください。



「もう少し詳しく知りたい」「困っていることがある」という方、

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