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作成日:2025/08/01
社会保険労務士(社労士)を比較する際に見るべき5つのポイント〜業務内容・料金・対応力の違いとは?
 「社労士に依頼したいが、どの事務所がいいか分からない」「いくつか候補はあるが、どう比較すればよいのか迷っている」
 こうした声は、顧問契約を検討されている企業から非常によく聞かれます。
 実際、社労士事務所は全国に数万件以上存在し、業務内容も事務所ごとに異なるため、比較が難しい分野といえるでしょう。本記事では、社労士事務所を比較検討する際に注目すべき主なポイントについて、実務経験をもとにわかりやすく解説します。
 
 
 

「もう少し詳しく知りたい」「困っていることがある」という方、

お電話(03-6457-8856)もしくはこちらよりお問い合わせください。

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1.業務範囲の確認 〜どこまで対応してくれるのか?

 社労士と一言でいっても、対応可能な業務範囲は事務所ごとに異なります。労働・社会保険の手続きがメインの事務所もあれば、労務相談・人事制度・就業規則の整備など、コンサルティング領域に強い事務所もあります。
 「日々の手続きをアウトソースしたい」場合と、「問題社員の対応を相談したい」「制度づくりのパートナーになってほしい」場合では、選ぶべき社労士のタイプも変わります。まずは、自社のニーズと業務範囲が合致しているかをチェックしましょう。
  
 

2.料金体系の違いを把握する

 社労士の費用は「顧問料+必要に応じたオプション(スポット業務)」で構成されることが多く、料金体系も事務所によってバラつきがあります。
 顧問料は、従業員数や依頼内容に応じて月額1万円〜数万円まで幅があります。注意したいのは、「安いから」と選んだ結果、相談対応がほとんど含まれておらず、必要な都度追加料金がかかってしまうパターンです。見積書を提示してもらい、何が含まれているのか明確にしておくことが重要です。
  
  

3.対応のスピードと柔軟性も比較材料に

 社労士との日常的なやり取りでストレスを感じやすいのが、「返事が遅い」「融通が利かない」といった対応面の問題です。急なトラブルや行政対応が必要になったとき、連絡が取れないようでは、せっかく顧問契約をしていても意味がありません。
 初回相談の段階で、「問い合わせへの返信スピード」「話しやすさ」「説明のわかりやすさ」などを感じ取ることができます。
 
 

4.ITツールへの対応状況を確認

 最近では、勤怠管理や給与計算をクラウドで管理する企業も増えており、それに対応できる社労士のニーズも高まっています。クラウドシステムに対応している社労士事務所であれば、データの連携がスムーズになり、作業時間の削減にもつながります。
 自社が導入している、または導入を検討しているITツールに強い社労士かどうかも、比較検討の1つの軸としておすすめです。

 

5.自社と同じ業種・規模の支援実績があるか

 社労士の専門性は、実績のある業種や企業規模によっても変わります。たとえば飲食業に強い社労士と、IT業界を多く担当している社労士では、現場での課題や相談内容が異なり、対応力にも違いが出てきます。
 自社の業界・従業員数に近い企業をサポートしているかを確認することで、「現場の事情を理解してくれている」という安心感につながります。事務所のホームページや面談時に、過去の支援事例について確認してみましょう。
 

最後に

 社労士選びは「価格」だけで決めるべきではありません。業務内容、対応スピード、ITへの親和性、業種の理解度など、複数の視点で比較検討することで、自社にとって最適なパートナーを見つけることができます。労務管理の外部パートナーとして、信頼できる社労士を選ぶことは、企業の健全な成長を支えるうえで非常に大きな意味を持ちます。
 気になる点やお困りごとがありましたら、お気軽にお問合せください。



「もう少し詳しく知りたい」「困っていることがある」という方、

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